初鏡の弁化能力
初鏡です。
今年はやけに日輪弁が多い気がしますね〜。
また、咲き方も弁化能力がありそうな咲き方です。
上の写真は雌しべも一部弁化してます。
雌性不稔性の高さには定評のある初鏡ですが、雌性不稔性の高さと雌しべの弁化能力はある程度比例していることは一目瞭然ですよね。ただ、三段とはまた違いますよね。黒姫なんかは雌しべの葉状弁化能力が高いです。初鏡の場合、雌しべの♂(花状)弁化なのでしょうか。雌しべの弁化部分に毛がないんですよね。雌しべにはきちんと毛が生えているのに。それとも今年はうちの初鏡、雌しべが単に少ないだけなのでしょうか。雌しべの真ん中から日輪弁が出てきているんですよ。謎だ〜。ただ、千重は完全♂(花状)弁化ですからそういうことなのでしょう。幽谷も千重の血がありますし、たまに雌しべがピョロッと♂(花状)弁化しています。
初鏡×三段ではF2で千重が咲きやすいのもそのためなのかな?
う〜ん、観察って大事だなぁ。
つまり八重系のF1を交配した場合、雌性稔性の高いものや花粉が出にくく、また雄性稔性が高いものは雌しべや雄しべが弁化しにくいってこととそれも遺伝するのかもしれませんね。
雪割草っておもしれ〜^_^