正直交配はしんどいです。注:楽しいのですが

やっと交配の1/4くらいに差し掛かってきました。特に私は三段作りを目的として作っていこうと考えているので神経を使います。

今のところ、すだれ系以外は全て三段系の交配です。

なんたって三段の交配はしんどいです。

♀側の徐雄をして(雄しべを取り除いて、この徐雄がないだけではるかに楽です。)、直接交配の場合、♂側の出るか出ないかわからん葯を切って、25倍レンズで♀側に花粉が付いていないか確認して、はたして受粉するやらよくわからん花粉をくっつけて乾かないよう、加温して待ちます。

咲いた花はF1でヘテロなので優勢形質しか出ないことになっています。(まれに(うちはよく)バグります。)そしてF1をさらに交配して結果が出るのが合計して6年後(ジベで早められるがそれでも最低4年)とかもはやマゾゲーですよね^_^:

私は先回りしたいので、検定交雑的に咲くタイミングが合って可能なら雄しべの形質が劣勢ホモの三段♀親に三段や姫三段や唐子を直接かけています。(特に毛があるヘラシベで花弁の裏に結構な量毛が生えていればなお良いです。先人たちはこの毛の量が三段の出やすさや弁化能力の具合に関係あるものとして一つの目安にしています。経験則ですが、岩渕さんの三段♀銘花を見ればなんとなくわかります。)三段は葉状弁化ですからね。さて、このとおりやれば確実なのですが、これではきっとやれることが限られてくるんですよね・・・

その後目玉交配のF2で標準花が出た場合も大切にしています。F2で対立する形質で優勢が出た場合それはホモかヘテロかはその時点では不明ですし、確認するにはまた三年後になったしまいます。しかし、このF2で出た標準花もバカにならないもんで、不完全優勢で分離しない場合だったり、複対立だったり、補足遺伝子だったり(ある遺伝子型が二つ揃ったときに出る)、条件遺伝子だったり、抑制遺伝子だったりなにかしら面白いことが起こる場合があります。

このF2は基本的に交雑したほうがいいと考えています。特に私は今日交配した(炎環F2×岩渕姫三段)のように、三段を直接かけてそこからF1をさらに作っています。こうすることにより、さらなる変化を楽しめます。

 

余談が過ぎました。しかし先人の皆さんは本当にすごいです。

軽い気持ちでF1作りもやっていますが発芽しなかったり枯れたりしたらもう本当に苦労話です。正直交配よりも一年を通して育てあげ、それを何年も続けるほうが大変です。

まだ見ぬ花を見たいという根性がみんなあってやっているわけで、先人たちには本当に頭が上がりません。

手に入れた苗は大切に育てます。

 

ところで、佳月の力はすごいですね。抜群の花形です。

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ps.新潟大会行きたかった・・・

交配夜の部!夕飯食べて体力MAX!